くぼみに棒の先をあてがい、高速で回転させる。非常に労力を要するため、紐と棒で弓状の道具を作り、紐の部分を棒に一周させて前後に動かすなど(ユミギリ式)すると効率的。摩擦によって黒い粉が生じたら、さらに回転速度を上げる。煙が起き始めたら静かに息を吹きかけて小さな赤い火が起きるのを確認する。さらに上記の籾殻などを加え、徐々に火を大きくする。
古くから火は信仰の対象でもあり、特定の火種から作られた火を特別視するケースもある。例えば
オリンピック期間中に会場で点される
聖火は、
ギリシャにある
オリンピアの競技場跡で太陽光により点されたものがリレー形式で開催地まで運ばれる。リレー途中で火が消えないよう、常に分けておいた予備の種火を準備するなど、取り扱いには細心の注意が払われる。また、
広島の
平和記念公園に点されている『平和の灯』は、1200年間燃え続けているとされる『消えずの霊火』より採火され、今も絶やさず燃やされ続けている。