純粋な太陰暦では1
回帰年の近似値である12ヶ月を1年とした場合、1年が354日となり
太陽暦の1年に比べて11日ほど短くなる。このずれが3年で約1か月となるので、約3年に1回、余分な1か月
閏月を挿入してずれを解消した。閏月を19年(
メトン周期)に7回挿入すると誤差なく暦を運用できることが古くから知られ、世界各地で行われた。
中国では暦と季節とのずれを検出するために
二十四節気が考案された。二十四節気は1つおきに正節(節気)と中気に分けられ、正節から次の正節までの間を
節月という。節月は約30日であり、1
朔望月よりも長い。よって暦と季節とのずれが蓄積されてゆくと、中気を含まない月が生じることになる。この中気を含まない月を閏月とする。また、月名もその月に含まれる中気によって決め、例えば雨水を含む月を「一月(正月)」とした。