また入り江は他の沿岸水域に比べ遠浅で、特に平均して
季節風が叩き付けるような入り江を除けば、平坦な海岸線に比べると波が穏やかな水域が広い傾向がある。このため
港などはこの入り江を利用して作られる場合もあり、また
海水浴場の中には、入り江に面した地域に設けられることもある。
しかし普段季節風の直撃がなく、
台風や
ハリケーンなど特別な気象の変化で海側からの強風をもろに受けるようになった場合は、普段穏やかな入り江が一変、平坦な海岸線では平均して分散化される
波の力が入り江の奥に殺到、
高潮や
水害といった被害を受けることもある。また
津波では入り江の構造にもよって波のエネルギーが集中、波の高さが増幅されて被害が拡大することもある。このため入り江の入り口付近に
防波堤を設置して、波が入り江の奥を洗わないようにするための地形改造(工事)も行われる。