保守、点検に用いられ、資材を積んだ小型貨車を牽引する場合もある。編成化された小型貨車の先頭に遠隔操縦用の運転台を設けて、プッシュプル運転することが可能な車両も存在する。車体は警戒色として黄色に塗装されている場合が多いが、
東海旅客鉄道(JR東海)の濃淡ブルーや
近畿日本鉄道の薄緑色など黄色以外の場合もある。ディーゼルエンジンにより駆動する。車両によっては車体中央に自車昇降用油圧式ジャッキをもったものがあり、自車をジャッキアップした後に車体を手動で旋回させてその場で方向転換させることが可能である。
北海道旅客鉄道(JR北海道)には、
日本除雪機製作所製の排雪用モーターカーHTR-600形を基に鉄道車両として製造された
DBR600形が存在する。これは除雪作業の際、通常は線路閉鎖をしなければならないところを、自身も「排雪列車」として一般の列車の運行を阻害せず除雪作業が行えるようにするために、法規上も正式な鉄道車両とするのに必要な機器や装備を搭載・整備したものである。また、これとは別に同社では排雪用モーターカーHTR-600形2両を連結し、両端にラッセル除雪装置を装着して総括制御運転することで老朽化した
DE15形ディーゼル機関車の置き換えを行っている
[HTR-600形2両重連時の出力性能はDE15形に近いものとなる。この重連総括制御仕様機のメーカー形式はHTR-600RW形である。また、JR北海道ではこれを「ラッセルモータカー」としてHP等で紹介している。]が、こちらは鉄道車両ではなく保線係員が運転するため、線路閉鎖をしなければならない。