一方、リクイグアナは海岸から離れた島の陸上に住みつき、そこの
サボテンを主な食料とするがウミイグアナと違い鋭い爪を持たずサボテンに自ら登ってそれを食べることは出来ず、もっぱら
鳥などが食べた時や自然に落ちてくるサボテンを食べている。
ハイブリッドイグアナは雑種ではあるものの鋭い
爪をそなえており、サボテンに登りそれを食べることができ、また海に潜り海草も食べることが出来る。この優れた身体能力によって陸上のサボテンと海中の海草のいずれも食べることが出来るハイブリッドイグアナは、今後も継続する地球温暖化によると考えられている気候変動によって彼らの食料の不作や不足が起こったとしても生き延びられる雑種と考えられる。一般に
動物は気候変動などよる
生息地の
環境の変化に対応して棲息地を住み変える、または移動して新たな生息地を求めるが、ガラパゴス諸島のような閉じた環境では新たな移動と言われる別の生息地はなく、ウミイグアナが海岸から陸地に侵入して住み着くのが出来る範囲の限られた生息地の移動である。このハイブリッドイグアナは
チャールズ・ダーウィンが
進化論の確立のもととなったガラパゴス諸島で
21世紀初頭の現代において起こった新たな進化として捉えられている。