同時に発売開始された
姉妹車の
コンフォートと同様、後席の寸法および後部トランク容積を可及的大きくとり、料金メーターや
無線機といったタクシー用機器設置スペースを設けるなどのタクシー向けに特化された設計が特徴である。ボディ構造はコンフォートとほぼ同一だが、コンフォートが小型タクシー枠内(全長4590mm)なのに対して、クラウンコンフォートはホイールベースを105mm延長(これに伴い全長も105mm延長され全長4695mmとなる)して中型タクシー向けとした。また
フロントグリルのマークやホイールキャップはコンフォートと異なっており、デザイン的にはクラウンのイメージを崩さない配慮がなされている。市販
ガソリンモデルのあったコンフォートとは違い、現行モデルでは国内仕様では
タコメーターは全グレード持たないが、
香港向けについては
タコメーター付となっている。エンジンに関しては2008年8月にこれまでのOHV・3Y-PE型から
ダイナや
トヨエースにも搭載される
DOHC・
VVT-iの1TR-FPE型(79ps→116ps)に変更され
[http://www.toyota.co.jp/jp/news/08/Aug/nt08_051.html TOYOTA、クラウンセダン・クラウンコンフォート・コンフォート・コンフォート教習車を一部改良]、型式もTSS10になった。
グレードは
直列4気筒エンジン搭載のスタンダード、デラックスAパッケージ、デラックス及び、
直列6気筒DOHCエンジン(
1G-GPE、形式GXS10)搭載、起毛地シート、タコメーター、ウッドパネル等上級仕様のスーパーデラックスが設定されていたが、スーパーデラックスは基本的に
個人タクシー向けで、
トヨタ・クラウンセダンのモデルチェンジに伴い設定を廃止した(現在のクラウンセダンはクラウンコンフォートがベース)。起毛地シートは後に特装扱いで設定されるようになった。
TECS(Toyota Excellent Conversion Series)車として、
身障者や
高齢者のタクシー利用に配慮した、後部座席がドア側に回転する「
ウェルキャブ」も設定されている(コンフォートにも設定)。なお同車は改造申請による持ち込み登録となっている。また、
結婚式に向かう和装の花嫁の
角隠し(
文金高島田)が乗り降りの支障にならぬ様、後席左側の屋根が開くスイングルーフもある。