1920年にピエール・デュポンはデュラントを追い出してGMの実権を奪い、社長として擁立した
アルフレッド・スローンの経営によって現在に繋がる経営基盤が確立され、政争に揺れた
フォードを抜いて世界最大のメーカーとなった。商品方針は「どんな予算でも、どんな目的でも」。このために複数の
ブランドを所有し、北米では最下段に
シボレー(
1990年から
サターンがシボレーとは別にベーシックブランドとして登場した。また、
ジオというブランドが最下層として存在した時期があった)、最上段に
キャディラックを位置付け、巧妙な
マーケティングと、それに直結したスタイリング戦略で衆目を引き続け、業界シェアナンバー1であり続けた。消費者はGMの提供する上級ブランドに魅せられ、GMの金融サービスによる
オートローンや
クレジットで高額のブランド車を買うようになった。GMはこうしてクレジット商法を拒んだフォードを突き放した。